干し椎茸(しいたけ)は低カロリーの健康食品で、たんぱく質、ビタミンBやD、ミネラル、食物繊維を豊富に含みます。そして、椎茸(しいたけ)の食物繊維がコレストロール値を下げてくれます。
また、カルシウムの吸収を助け骨を作るビタミンDは、椎茸(しいたけ)を太陽に干すと、そのビタミンDが通常の10倍以上になります。そして、椎茸(しいたけ)のうまみ成分であるグアニル酸が、生より干し椎茸(しいたけ)の方が多くなります。
血圧・コレステロール調整作用のある「エリタデニン」は、干し椎茸(ほししいたけ)特有な成分であり、血中コレステロールを除去する役目をしますので、動脈硬化、脳溢血、狭心症などの予防に効果があるようです。
椎茸(しいたけ)は高血圧だけでなく、低血圧の方にもお勧めできます。それは、干し椎茸(ほししいたけ)特有の成分であるエリタデニンが、血圧を調整する働きがあるからです。
カテコールアミンという物質が、血圧が上昇する要因の一つとして言われていますが、このエリタデニンはカテコールアミンの過剰分泌を抑制すると同時に、物質自体を増やさないようにします。そして、抗コレステロール作用がエリタデニンにあることも判明しています。
コレステロールには、HDL(高比重リポタンパク)とLDL(低比重リポタンパク)の2種類があります。HDLは“善玉コレステロール”と呼ばれ、血管に付着しているコレステロールを肝臓に運び胆汁酸として体外に排泄する働きがあります。
LDLは“悪玉コレステロール″と呼ばれ、高脂血症という症状を引き起こし、動脈硬化の原因になります。LDLを減らし追い出す働きが、エリタデニンにはあるのです。
ホモシステイン値が健康管理の上で、とても重要な項目と認識され始めています。動脈硬化・脳梗塞の原因がホモシステイン(アミノ酸の一種)とも言われております。
ホモシステイン値が高ければ動脈硬化などの危険性が高くなるそうです。これはコレステロール値が正常でも肝臓で生成されるのです。
ホモシステインの生成を抑える働きが、エリタデニンにはあります。その他、花粉症対策にも椎茸(しいたけ)の食物繊維に含まれるβーDグルカン(特に花粉症に効く成分)は、病原体やがん細胞を発見し免疫体に伝達する役割を持つサイトカインの生成を促進させ、免疫対も正常に働かせる効果があります。
椎茸(しいたけ)は、他のキノコ類にはない抗ガン成分のレンチナンを豊富に含み、ガン予防食材としての効果が期侍されています。
200度の高熱で調理してもエリタデニン、エルゴステリンなどの有効成分が変質しないことが、椎茸(しいたけ)が優れているところで、一緒に調理した他の食品のビタミン類を破壊せずに残す食材でもあります。
【主な効能】
味覚の機能を保つのを改善させたり、免疫や骨を強化する働きがあると言われています。また、癌の発生を抑えたり、生活習慣病である動脈硬化や糖尿病の予防に有用とされます。含有される成分には、レンチナン、LEM、エリタデニン、βグルカンなどがあります。レンチナンは免疫力を上昇させ、癌の発生を抑える働きがあると言われています。 LEMも癌の抑制作用があり、免疫力亢進作用があると考えられています。エリタデニンはコレステロールを減少させ、血圧を低下させる作用があるとされます。この成分は椎茸独特のものです。 β-グルカンは、鉄が取り込まれるのを促したり、癌の発生を抑える作用があると言われています。免疫細胞が存在する白血球の作用を活性化し、免疫力を高めると考えられています。当該成分は、多糖類の不溶性食物繊維の仲間で、キノコの主な成分です。 また、食欲増進・血中の脂肪を減少させる効果など、積極的に使いたい食材です。
【戻し方】
まず、乾燥椎茸を買ってきたら日光浴させてあげましょう!
時間はそれほど長い時間でなくて結構です(1時間程度)、天気が良い時に袋に入ったままで良いので、ベランダなど日光が当たる所に裏側を上にしてポンッと置いておけばよいでしょう。
乾燥椎茸に日光を当てると椎茸の中にあるエリゴステロールという成分がビタミンDへとドンドン変化していきます。なんと十倍にも増えるんですよ。具体的な事は下記ページに書いてマス
椎茸基礎知識
まぁなんとなく2,3日中に使うだろうなぁ・・・。という方にお勧めの戻し方です
・1・ 日光浴させた乾燥椎茸を冷水に10分ほど浸けます。10分程度経ったら一度取り出しゴミやホコリ等を落とします。この時の戻し汁は捨てて下さい。
・2・ タッパー等があれば便利ですが、無かったら深めのお椀でも大丈夫です。
ゴミを落とした椎茸を容器に入れ、ヒタヒタになるまで冷水を注ぎます。蓋ができる容器ならば蓋をして、蓋が無いならばラップ等で覆います。それをそのまま冷蔵庫で5時間以上置いて戻します。この戻し汁に入れて冷蔵庫に保管すれば4,5日は保存できます。
・3・ゆっくりじっくり戻した椎茸をお料理に使ってみましょう。もちろん戻し汁も捨てずに使います
戻し汁は一度沸騰させてアクを取り濾して使うと甘みがあって最高の出汁になります。
一番旨味成分を引き出せる温度帯は60℃〜70℃ですので、その辺りを目安に調理すると、格段に味に差が出てきます、しかし、温度が高すぎると旨味成分を作る酵素が壊れてしまいますので、その点は注意して下さい。
※やばい!今日使うのに!!と言う方は
・1・冷水に1時間ほど浸けた後、作る予定の料理に合わせた大きさに切ってしまいましょう。
・2・切った椎茸を再び冷水に浸けて戻します。
・3・通常よりも早く戻りますが、できるだけ時間をかけてあげましょう。
原 材 料 |
しいたけ |
内 容 量 |
308g |
保存期間 |
10ヶ月 |
産 地 |
中国 |
添 加 物 |
無 |
メーカー名 |
方家舗子 |
包装方式 |
真空 |
生産許可番号 |
QS350316010089 |
商 品 基 準 番 号 |
GH/T 1013-1998 |
バーコード 番 号 |
6941742506020 |
保存方法 |
直射日光、高温多湿の場所を避け常温保存 |