ラブグラの特徴
ラブグラは、女性用バイアグラで不感症の症状を改善を目的とした医薬品です。男性用バイアグラや不感症の治療薬で知られるウーメラと同一成分が含まれた医薬品で、ピンク色の菱形の錠剤が特徴です。
ラブグラの効果
ラブグラの主成分であるシルデナフィルは、分泌液の欠如や性感刺激ホルモンの低下などを阻害する酵素PDE-5(5型ホスホジエステラーゼ )を抑える働きがあります。 PDE-5は性感度に関して重要な環状グアノシン一リン酸を分解してしまいます。 環状グアノシン一リン酸が分解されている状態というのは、つまり性感度が低い状態になり、性的刺激も受けにくくなります。
シルデナフィルを服用することにより、女性器周辺の筋肉を弛緩させ血管の拡張をはかり、血液の流れを良くする効果があります。 血流が良くなることにより、女性器周辺が敏感になり性的刺激を受けやすい状態になります。 それにより女性器が濡れやすくなり、普段の性行為において性感度が低い女性でも、オーガズムに達しやすくなります。
女性の不感症(FSD) とは、性に対する嫌悪感から性行為ができない性嫌悪症や、男性のEDの症状のように性的刺激を与えても性器に反応が起こらない性興奮障害、またオーガズムを感じられないオーガズム障害があります。
ラブグラの持続時間
4〜6時間と言われていますが、性的な刺激や興奮があって初めて性感度が向上します。
ラブグラの成分量
有効成分:シルデナフィル/ Sildenafil 100mg
初めて服用する方はピルカッタ―などでカットし、半錠から服用を開始するようにしてください。
その他
ウーメラと同等の効果をもちながら、ウーメラに比べて価格を抑えて購入することができるコストパフォーマンスに優れています。 ご注文の錠数に応じてパッケージが付かない場合がございます。
服用のタイミング
ラブグラは空腹時で性行為の1時間前に服用するのが正しい飲み方です。 1度服用した後、次に服用する場合は24時間以上の間隔を空けるようにしてください。
服用量の目安
当サイトで取り扱っているラブグラの用量は100mgですが、100rをピルカッターを使い半錠にすることで、半分量として服用することができます。 25mgであまり効果を実感出来なかった場合に50mg、そして100mgと用量を上げることは可能になっているため、ご自身に合った用量へ切り替えるようにしてください。 中には効果を強く期待するために決められた用量の2倍・3倍といった量を一度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではありません。 1回の性行為で服用できるのは50mgまでとなっています。
小柄な日本人には、25mg/50mgでも効果が期待できます。 100mgの有効成分を有しているラブグラは海外の大柄女性向きです。
推奨用量
初めてラブグラの主成分であるシルデナフィルを含む医薬品を服用される場合は25mgからの服用が推奨されています。
食事の影響
ラブグラは服用の2時間前からは何も食べないことを推奨されています。 その理由として、ラブグラの主成分であるシルデナフィルの吸収過程に関係があります。 シルデナフィルは、腸から吸収されて体内の血液に巡っていきます。 胃に食べ物が入っていると、錠剤が腸に運ばれる前に胃で吸収されてしまいます。 また、服用前に脂質の多い食事などをしてしまうと、腸壁に食べ物の油などが付着してしまい、成分の吸収が悪くなってしまいます。 吸収が悪くなることで効き目が発揮されないことや効果が不十分になるといったことがあるため、空腹時の服用を心掛けるようにしてください。
なお、1度服用してから30分ほど経過すれば成分は吸収されるため、その後は好きなものを食べても問題ありません。
アルコールの影響
アルコールとの併用は問題ないとされていますが、血管拡張作用が酔いを早めることもあるため、飲みすぎには注意が必要です。
ラブグラを服用できない方
・心血管系障害(心臓または血管に生じる病気)があり、性行為が不適当と考えられる方
・重度の肝機能障害のある方
・低血圧の方、治療による管理がなされていない高血圧の方
・脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある方
※服用の際は、医師の指示に従ってください。
主な副作用
主な副作用には、血管の拡張に伴う血圧の低下、目の充血、顔のほてり、動悸、鼻詰まりなどがあげられます。 これらは血管を広げる作用によるものとされています。
特異な症状
特異な症状として、青色のメガネをしているみたい、青と緑の区別がつかない、と異常な見え方をする視覚異常を生じることがあります。 多くの場合は、一過性なため問題ありませんが、著しく視力が低下する場合には、非動脈炎性前部虚血性神経症(NAION)のリスクがあります。 万が一、急激な視力低下や視力喪失といった症状が現れた場合には、眼科などで専門医に相談して下さい。
※非動脈炎性前部虚血性神経症(NAION)とは?
視神経への血液の供給が停止することで視神経細胞が機能不全を起こしたり、壊死してしまいます。 この状態を虚血性視神経症と言います。 因果関係は不明とされていますが、FSD治療薬を服用している人にわずかではありますが、相関関係があるとされています。
併用禁忌
併用禁忌薬は、ラブグラと相性が悪く一緒に飲み合せすることができないお薬です。
・硝酸剤及びNO供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド) 併用により、降圧作用を増強することがあります。
・アミオダロン塩酸塩 (アンカロン錠) 併用により、アミオダロン塩酸塩によるQTc延長作用が増強するおそれがあります。
併用注意
併用注意薬は、ラブグラと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。
・グレープフルーツ(ジュース含む) フラノクマリンという成分が体内の代謝酵素の働きを阻害するため、薬の分解に遅れが生じます。その結果、必要以上に薬の成分を体内に吸収してしまうため、効果や副作用が強く出てしまう可能性があります。
・CYP3A4阻害薬・誘導薬 リトナビル、サキナビル、ダルナビル
・降圧剤
ラブグラには血圧を下げる作用があり、降圧剤と併用することで、一時的な立ちくらみ・ふらつきなど低血圧の症状が起こる可能性があります。
保管方法
・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
・小さな子の手が届かない場所に保管してください。
・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。
・1錠割した残りを服用する場合は、なるべく空気に触れないように保管し、2日以内に服用してください。 ・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。