石斛夜光丸(同仁堂)は石斛と生地黄の新鮮品に麦門冬、天花粉など養陰清熱薬を加えて、熱病津傷による煩躁、口渇に治療の効果があります。菊花、莵絲子、枸杞、熟地黄などを加えて視力減退を治療する効果があります。
滋陰(潤し、冷やすカ(陰)を補充すること)、補腎(腎の機能を高めること)、清肝(肝の熱を持った状態を改善すること)、明目(視力を高めること)の作用があります。
肝腎陰虚(肝と腎が陰液が不足で虧損ということ)による視力減退、かすみ目、夜盲症、熱病津傷による煩躁、口渇などに用いられます。白内障による高齢者の視力低下等にも効果があります。
石斛(せっこく)、人参(にんじん)、山薬(さんやく)、茯苓(ぶくりょう)、甘草(かんぞう)、肉従蓉(にくじゅよう)、枸杞子(くこし)、菟糸子(としし)、熟地黄(じゅくぢおう)、地黄(ぢおう)、麦門冬(ばくもんどう)、五味子(ごみし)、天門冬(てんもんどう)、杏仁(きょうにん)、防風(ぼうふう)、川芎(せんきゅう)、枳殻(きこく)、黄連(おうれん)など