喘息の発作が起こると、気道(空気の通り道)の粘膜がさまざまな刺激に過敏に反応して炎症でむくみ、狭くなります。その後、痰(たん)がたくさん分泌されて気道をふさぎ、呼吸が困難になります。
喘息の方の気道は炎症により敏感になっているため、わずかな刺激でも発作がおこります。次の誘因をできるだけ遠ざけることが発作の予防になります。
刺激となるもの(誘因)は、ダニやホコリなど吸い込むとアレルギー反応をおこす「アレルゲン」と、タバコの煙などのアレルゲン以外のものがあり、さまざまです。実際にはどれかひとつではなく、いくつかの誘因が絡み合って発作がおこります。
発作時に適切に対応するには
■発作の程度を把握できるようにしておく。
■普段使用している薬剤(長期管理薬)の名前と量をメモしておく。
■発作時に使用する薬(発作治療薬)について、医師から使い方や量、タイミングをしっかり確認して、非常時のためにメモをしておく。
■夜間や休日に受診可能な医療機関を調べておく。
-
利咽霊片(同仁堂)のご使用前に
利咽霊片(同仁堂)の特徴
利咽霊片(同仁堂)は表面に薄い膜が覆いであります。その薄い膜を取り除くと灰褐色の錠剤が見えます。(服用するときに、その薄い膜が服用可能で、わざわざ取り除く必要がありません。)利咽霊片の味が辛・微苦です。
利咽霊片(同仁堂)の効能・効果
活血(血の流れを良くする)、通絡(経絡の気の流れを良くする)、養陰(冷やし潤す力を補充する)、散結(できもの、塊を解消する)、利咽(ノドの調子を整える)、止痛(痛み止め)の作用があります。
利咽霊片(同仁堂)の適応症
慢性咽頭炎やのどの渇くて痛むこと、異物感、灼熱感、痒みに用いられます。
利咽霊片(同仁堂)の成分
穿山甲(せんざんこう)、土鼈虫(どべっちゅう)、僵蚕(きょうさん)、牡蠣(ぼれい)、玄参(げんじん)
-
鼻通丸(同仁堂)のご使用前に
鼻通丸(同仁堂)の特徴
鼻通丸(同仁堂)は黄褐色の大蜜丸で、やや香りがあり、味が甘です。
鼻通丸(同仁堂)の効能・効果
清風熱(風邪と熱邪が結合した病邪を解消すること)、通竅順気(鼻粘膜の腫脹を消退させて鼻閉を緩解し、気の流れを好くする)の作用があります。
鼻通丸(同仁堂)の適応症
風熱風邪及び風寒風邪の風邪が体内に熱化されるによる鼻づまり、鼻水、頭痛、泪がよく出る、慢性鼻炎、過敏性鼻炎(花粉症)などに用いられます。
鼻通丸(同仁堂)の成分
白芷(びゃくし)、蒼耳子(そうじし)、辛夷(しんい)、薄荷(はっか)、甘草(かんぞう)、黄芩(おうごん)、砂薬草(しゃやくそう)
-
喉症丸(同仁堂)のご使用前に
喉症丸(同仁堂)の特徴
喉症丸(同仁堂)は黒い小丸で、味が先に苦くなった後にしびれ感があります。
喉症丸(同仁堂)の効能・効果
清熱解毒(火熱極盛による「熱毒」「火毒」を清解すること)、消腫(腫れ、腫れ物を消す)、止痛(痛み止め)の作用があります。
喉症丸(同仁堂)の適応症
咽頭炎、喉頭炎、扁桃炎及び一般的な瘡の治療に用いられます。
喉症丸(同仁堂)の成分
板藍根(ばんらんこん)、人工牛黄(じんこうごおう)、竜脳(りゅうのう)、猪胆汁(ちょたんじゅう)、玄明粉、青黛(せいたい)、雄黄(ゆうおう)、硼砂(ほうしや)、蟾酥(せんそ)、百草霜(ヒャクソウソウ)
-
清咽潤喉丸(同仁堂)のご使用前に
清咽潤喉丸(同仁堂)の特徴
清咽潤喉丸(同仁堂)は黒褐色の水蜜丸で、味が甘・微苦です。
清咽潤喉丸(同仁堂)の効能・効果
清熱(熱邪を解消すること)、利咽(ノドの調子を整えること)、消腫(腫れ、腫れ物を消すこと)、止痛(痛み止め)の作用があります。
清咽潤喉丸(同仁堂)の適応症
口渇、心煩(胸苦しさ、煩悶感を指すこと)、咳嗽、痰が多い、のどの腫れ痛み、嗄れ声、声が出ないなどによく用いられます。
清咽潤喉丸(同仁堂)の成分
射干(やかん)、山豆根(さんずこん)、桔梗(ききょう)、僵蚕(きょうさん)、梔子(しし)、牡丹皮(ぼたんぴ)、青果(せいか)、金果欖(きんからん)、麦門冬(ばくもんどう)、玄参(げんじん)、知母(ちも)、地黄(ぢおう)、白芍(びゃくしゃく)、浙貝母(せつばいも)、甘草(かんぞう)、竜脳(りゅうのう)、水牛角濃縮粉(すいにゅうかくのうしゅくふん)